(未来の為のブログ)fu-tu-ri-ty555’s blog

【あなたの為の私の思いと願い】konokuni-wo-mamoritaiのブログ 此処では。今、起こっている災害・異常気象・感染症・戦争の危機等が非常事態であることを宣言し【警鐘乱打】をし。さらに、捏造された歴史を正しい歴史認識持って頂ける様に活動・発信させて頂いております。また、この活動の支援・援助・応援を皆様に、御願いしております。

アダムとエバの原罪について<悪の原因>

アダムとエバの原罪について<悪の原因>

 

 

アダムとエバの原罪について<悪の原因>

f:id:fu-tu-ri-ty555:20190406081544j:plain

<自由意志について>

神さまは、人間を肉体と霊魂をもつ存在としてお創りになりまし

た。ですから、神さまは、人間の第一の親であります。

第一の親である神さまを信頼できないのは、人間の自由意志が

悪魔の嘘に騙され、悪を知り、それに従って生きているためです。

神さまは、人間に自由意志を与えられ、意志をもった存在とされ

ました。神さまは人間の意志を尊重され、人間の心を支配される

ことはないのです。神さまの愛は、人間の意志がご自分を信頼する

のを待っておられるのです。

f:id:fu-tu-ri-ty555:20190406081337j:plain

 


<恩寵論について>

聖アウグステヌスは、キリスト教の「原罪説」を神学として確立しま

した。彼は、自由意志論を著わして罪は神が人間に与えた自由

意志によって生じるが、この自由意志は、原罪の束縛の下にあ

って、善への自由、愛への自由を失っている。

これを回復させ、意志を自由にするのは、神の恩寵であり、恩寵

はキリストを信じる者に聖霊によって与えられると説く。

<悪について>

悪というものはただ罪のみであって、その罪とは、自らの意志に

よって、人間が神に背くことである。

人間は、自分の意志によって悪をなす。だから罪という悪の主体

は人間である。しかし人間は自分の意志によって、善をなすことが

出来ない。善をなすのは神の恩恵なしには、だた一つの小さな善

をもなすことはできない。善をなす根源は神の恩恵である。

f:id:fu-tu-ri-ty555:20190406081744j:plain

<霊魂について>

エスさまが言われます。「神は、神自身とその天使たちを別として、

人間を地上すべてのものの支配者にした。」と、創世の書に書いてある。

女(エバ)を創ったのは、すべて生きるものの支配において、男(アダム)

の仲間であり、喜びであるためであった。善と悪との知識の木の実のほかは、

何でも食べてよかったと聖書に書いているではないか。善と悪の知識の木

とは、何のことか?さまざまな役に立たないことについて好奇心を持ち、

自分自身の霊魂には、天の真理を聞くことを知らないあなたたちは、これを

考えたことがあるか?

あなたたちの霊魂が、生きるものであるならば、これに答えるはずである。

なぜなら大罪がなく、聖寵(神の愛)の中に生きている霊魂は、あなたたち

の天使の手中にあるように、聖寵の太陽に接吻され、聖霊の露にうるおさ

れ照らされているので、答えられないはずはない。あなたたちが霊魂を

神と類似のものとして愛し、対話するならば、どれほどの真理をあなたたち

に教えてくれることか。

あなたたちが霊魂を正しく愛することを知れば、それこそ、どれほどの大い

なる友人となることだろう。それなのに、あなたたちは罪をもって、その霊魂を

殺すに至るほど憎むではないか。

私は、「私を愛する人は、私のことばを守り、私の父も彼を愛し、彼の中に

住まう」と、言った。

聖寵に生きる霊魂は愛をもち、愛をもつがゆえにに神を、すなわち人間の

存在を守る父、自分に教えるおん子、自分を照らす聖霊を持つのである。

これによって、そのような霊魂は認識、知識と上智とを持ち、光りで満たされ

ているのである。

人間がすべてを支配するとは、自分の三つの状態を支配できるように

である。まず下等な”物質”の状態、中の”動物”の状態、上の”霊”の状態

を。この三つは神を得るという唯一の目的に達するためのものである。

人間は”自我の”すべての力を鉄のような支配をもって神に達するという

”唯一の”目的に達するためのものである。」

f:id:fu-tu-ri-ty555:20190406081428j:plain

 

<神が善と悪を禁じた理由>

「神が善と悪との認識を禁じた理由、すなわち善を人間に無償で

与え、悪を知らないようにしたのは、悪は口に甘いが、その液が

血液に入れば渇きを起こし人を殺すに至る熱を産むからである。

そのために偽りの液を飲めば飲むほど渇きは増すばかりである。

あなたたちは、それならなぜ、神はそんな液を創られたのか?

と疑問に思うかもしれない。

それは、悪とは最も健全な体の中でも生まれるある奇妙な

病気のように、自発的に生まれる力だからである。」

 

f:id:fu-tu-ri-ty555:20190406082026j:plain

 

<悪魔・ルチフェルについて>

ルチフェルは天使だった。天使たちの中でも一番美しい、神だけ

に劣るよい霊だった。それでも、その光りの中には、傲慢のもや

が生まれ、それを、すぐに一掃しないで秘かに卵のように抱いて

濃くしたのである。すると、この抱卵から悪が生まれた。

この悪は、人間の存在する前からあったのである。神は悪のあの

呪われた潜伏者を、天国を汚すものとして外に追い出した。

しかし、それは変わることのない悪い潜伏者として残ったがもう

天国を汚すことができないので、地上を汚したのである。」


十字架降下

f:id:fu-tu-ri-ty555:20190406082143j:plain

 


<アダムとエバの原罪について>

「神は男と女を創られ、”世界のすべての法側と奥義を知れ、けれど

も、人間の創造主である権利を私から奪うな”と、言われた。

人類を増やすには、あなたたちにある神の愛だけで足りる。そして、

肉体の邪欲なしに、だた愛の動機によって、人類の新しいアダム

たちを起こすことができよう。

私はあなたたちにすべてを与えたが、ただ人間の形成の奥義

だけは私に留保する。

サタン(悪魔)は、人間の知恵の処女性を奪うのに成功し、蛇の

ような、その舌でエバの肢体と目とをなで、悪の毒がまだ入って

いなかったために、今まで感じたことがない反応を起こしたので

ある。

彼女は見たそして試そうとした。肉体はもう目覚めていた。

おお、もし、彼女がその時、神を呼んだならば!神のところに走って

『父よ!私は病気です。蛇が私をなで、私の中に動揺を起こしました』

と言ったなら、神は彼女を自らの息吹きをもって清め、治したに違い

ない。その息吹きは、前に命を注いだ時と同じように、新たな無垢の

状態を注ぎ、蛇の毒を忘れさせただけでなく、人間がかって病気に

かかって治ってからも、その病気に対しての反感を、その心に残した

はずである。しかし、エバは父のところに行かないで蛇のところへ戻る。

あの感覚は彼女にとって甘かった。

女には、その木の実がうまそうで、見ても美しく、成功を勝ち取るには

望ましいもののように思えた。

そこで女は、その木の実を取って食べた。(創世の書3・6)

そうしたら・・・・・”彼女は分かった”もはや悪は彼女の心を噛み続けて

いた。獣の生き方と声とを新しい目で見、新しい耳で聞いた。

そうして、狂気の渇望をもって、それにあこがれた。

罪を一人で始めたが、仲間と一緒に、それを完成した。そのために

女の上により重い弾劾がのしかかっている。

男が神に背き、淫乱と死とを知ったのは、彼女によるものであった。

彼女のためにアダムは精神と肉体との欲をもう支配できず、獣の本能

の法側に従うほど堕落した。

『蛇が私を誘惑した』とエバが言う。『女があの木の実をくれたので、私も

食べました』と男が言う。

そのために人間のさまざまの能力と欲は汚されたのである。憐れみを

知らない、この怪物の絞めつけをゆるめるのは、”聖寵”だけである。

その聖寵が、忠実な子供の意志によって、ますます生き生きしたものと

なれば、かの怪物(悪魔)を絞め殺し、もう、何も恐れえないところまで

至りうる。心の内部にある肉体と邪欲という暴君、外部にある世間と

その勢力者という暴君たち、迫害、死までも恐れない。

使徒パウロが言うとおり、私は行くべき道のりを喜んで終え、

主イエスから受けた聖職、すなわち、神の恩寵の福音を証明すること

を全うできれば、自分の命すら決して惜しいとは思わない。(中略)

神の命令に背いて、サタンのそそのかしによって、味わおうとした

経験の実であった。

私は人間に愛を禁じたのではない。ただ悪意なしに相愛すること、

それだけを望んだ。私が彼らを清く愛したと同じように、彼らはどんな

肉欲にも汚されない清い愛をもって相愛すべきであった。

エバは神のみことばを信ぜず、従順の約束を破った。エバはサタンの言う

ことを信じて約束を破り、よくないことを知るのを望み、知ってどんな呵責も

なく、それを愛し、私がそんなに清いものとして与えた愛を腐敗したもの

品位を失ったものとしたのである。

私はあなたたちに、新たに天国を開き、あなたたちを贖うために死んだ

者(イエスさま)に対して、どれほど感謝すべきであるかを理解させるため

に話した。なぜならあなたたちの90パーセントがエバのように、サタンの

息吹きと言葉に中毒して、愛するためではなく、情欲を満たすために生き

天のためではなく、泥のために生き、もはや理性も魂ももっていないようで

あるからである。あなたたちは魂を殺し、理性を腐敗させたのである。

あなたたちの自由意志を黙想せよ。それによって、天国か地獄が決定

されるのである。」

神さまは、一夫一婦制度を定められ、私たちが神さまの秩序を守る

ようにされたのです。イエスさまの十字架の死は、アダムとエバの原罪

をご自分の生命で贖い、悪魔の奴隷制度から、人間の霊魂を買い取

って下さったのです。イエスさまの犠牲によって、罪がゆるされ、天国

に帰る道が開かれました。

(マリア・ワルトルタ著聖母マリアの歌より)

f:id:fu-tu-ri-ty555:20190406082400j:plain

 



 


 カテゴリなしの他の記事
マリアさまの仲介で悪魔を捨て回心する


新しいアダムイエスさまと新しいエバマリアさま


先祖アダムとエバの原罪について


神秘主義、イエズス会がバチカンを崩壊する


聖母を見た少女ベルナデッタ < 霊的 遺言 >